月別アーカイブ: 2012年7月

三色メダカって難しい。

2012/7/31

関西のメダカ販売店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
最近、三色メダカや紅白メダカといった柄物のメダカの
注文が多いのですが、
販売までは、もうしばらくかかりそうです。
現在、種親を作っているところでして、
三色メダカについては、
「琥珀系透明鱗」
紅白メダカについては、
「楊貴妃系透明鱗」ばかりでして、
三色錦や紅白といった名で呼べるほどの個体は
なかなか出ない状況が続いております。
特に三色は、ほんと難しいですね。
ってことで、
今日の写真は 楊貴妃系透明鱗です。

もっと赤くなってくれれば良いんですが。

今後の成長に期待ですね。

いつかは紅白メダカと呼べる個体や

ニシキゴイを彷彿とさせるメダカを作れたらいいなぁと

思いながら、日々育種に励んでいます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

バカポンさんトコから やってきた幹之のF1。

2012/7/30

滋賀県野洲市のメダカ販売店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日も、数百匹のメダカを選別して
タライを運んであっちこっち動きまわってました。
今日はですね、
先月20日にバカポンさんのところからやってきた幹之のF1が
Mサイズ程度になってきましたので写真撮ってみました。

ダルマ体型の個体もいますね。

ヒカリはまだ わずか ですが、

この後、どう変化してくれるか楽しみです。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

対処法、暑さでメダカが死にかけた場合。

2012/7/29

滋賀県野洲市の メダカ屋 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日も暑い中、ご来店くださり誠にありがとうございました。

暑さ対策に 100均スダレを購入。
とりあえず20本買ってきましたが、やっぱり まだ足りませんでした。
しばらくは、店員さんから「スダレのひと」と呼ばれるでしょうね・・
120リットルのタライでさえ、かなり高温になります。
皆様も昇温対策をしっかりしてくださいね。
特に、小さくて黒い容器は要注意です。
昼過ぎに大丈夫でも、太陽の当たる角度で数十分後には急激に水温上昇、
いつの間にか死んだように浮いている場合も。
経験上、高温に弱い個体から呼吸が速くなり
まっすぐな姿勢が出来なくなって浮いてしまいます。
温度に対する抵抗力には個体差があるようです。
もしも、そのような状況になった場合は
あせらず、新水をかけ流しするなどし、水温を下げてください。
当店で試して リカバーできた事例を書いておきます。
あくまでも、参考程度に一読ください。
1.熱くなった水を、半分程度抜き取ります。
2.新しく、適温(できればなるべく冷たい水、10度程度が良いです。)の水を
  かけ流しします。
  このとき、水は点滴のように出すのではなく、
  チョロチョロと途切れなく水が出る程度の量を出してください。
  (一気に冷たい水をいれると、おそらくショック状態になるので注意。)
3.弱った個体は動かさず、そのままの容器でしばらく様子をみます。
と、いう具合で何とか回復すると思います。
ようやく梅雨が明けたのに、
突然死してしまったというお話も聞きます。
水温が一気に上がると、
バクテリアのバランスが崩れてしまうような気がします。(あくまでも、私の仮説です。)
そこで一気に水質が急変。
全滅に至るケースが、私にもありました。
これは、昨年のことなのですが
ダルマメダカの採卵目的のために、冬場に熱帯魚用のヒーターを作動させたのですが
緩やかに水温を上げたつもりが、
次の日には、水槽まるごと全滅していました。
水温5℃→水温28℃まで上げたのですが、
(もちろん、数日に分けて徐々に上げていきました。)
28℃まで上げた日の翌日、全滅しました。
底には土を入れていました、
おそらく、その土に溜まっていた有機物が腐敗して
バクテリアが分解しきれなかったように思います。
水温が上がるこの時期、少なからず同様の事態がおこる可能性はあります。
皆様も気を付けましょう。
慣れたひとほど、メダカの水換えは足し水のみで
ほとんど換えないというかたも多いと思います。
私もそうでした。
しかし、かけ流し設備を使い
ほとんど毎日水を換えている水槽群もあるのですが(例のヒカリモノ水槽
すこぶる元気です。
さらに、やせ細りぎみだった個体も、回復の兆しがでてきました。
水を換える量さえ、しっかりと感覚で分かっていれば、
頻繁に換えるほうがメダカも生き生きしているような気もします。
(水がきれいなので そういう気分になってるだけかもしれませんが。)
いずれにしましても、
飼育されるかたの 環境・スタイル に合わせて
マメに換えるか・足し水か どちらを選択されても
ある程度は、メダカはそれに順応してくれるはずです。
・・・と、おもいます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

透明鱗の新種にチャレンジ中。

2012/7/28

滋賀県野洲市のメダカ販売店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日も、暑い中ご来店頂きまして誠にありがとうございました。
今日は 透明鱗の新種にチャレンジ中の個体を
選別してました。
とは言え、この暑さ。
300尾ほどしか選別できませんでした。

キミら、選別容器内で「フ○」しすぎ!^^;

Sサイズなので、とりあえず両ホホ透明鱗の個体と
あやしそうな個体を分けました。

この系統、まだまだ思うような個体には程遠いです。
おや?
だれかこっちを見てる気配が。。

あ、わるお でした。
わるおも、暑さでこの通り。。

しかし、スゴイ顔やな。。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

カマキリに メダカを食べられた。

2012/7/27

滋賀県野洲市のメダカ屋 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日も暑い中、ご来店くださり誠にありがとうございました。
さて、
もうタイトルに書いてしまったので なんなんですが・・
メダカを襲う昆虫といえば、
みなさん、何を思い浮かべますか。
ヤゴ?
マツモムシ?
だいたいはこれらの昆虫に気を付けていれば良いと思ってましたが。
本日、何気に水槽を観ていると。。
一匹の大きなカマキリが、
水槽の内側壁面に ひっついて、なにやら泳ぐメダカたちを見ている様子。
私も 生き物は好きですし、
そっとしておいてやろうと思い、そのままにしておきました。

▲写真の水槽(一番手前)が、のちに被害現場と化すのだった。。
その後、
ふとカマキリを見ると。
なにやらムシャムシャ食べている。
あーーー!!!

そうなんです。
タイトルの通り、
メダカがカマキリに捕獲されてました。
あわててカマキリを捕まえて、
そのまま草むらへ放り投げました。
ので、
写真はありません。
その後、
カマキリに捕獲されていたメダカを見ると、
明らかに かじられた跡が・・
かわいそうなので
写真はNGとしておきます。
水槽の水が浅いと、
カマキリが縁まで降りてきて
水面を泳ぐメダカを狙ってきます。
水面を、ある程度いっぱいまで はっておくと
少しはマシかもしれません。
また、襲ったカマキリは 結構大きいサイズでした。
カマキリは、
ハリガネムシが出るだけでも恐怖だったのに
メダカまで襲うとは・・
しかも、スーパーの兆しがあるダルマ体型の幹之が餌食になりました。
幹之は目立つので、捕食対象になりやすいと聞いたことがあります。
みなさんも気をつけてくださいね。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

スーパー幹之 生産ライン。

2012/7/25

滋賀県野洲市のメダカ販売店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日は、タイトルにありますとおり
スーパー幹之の生産を目指した育種実験を本格稼働しました。
高水温という条件については、
梅雨も あけて 毎日この暑さですから問題ないと思います。
次に、餌ですが、
みなさんも 餌はオリジナルのものを使用されているかたも多いと思います。
いろいろと配合していくと、問題になるのが水質の悪化です。
個人的に市販の餌は、水が汚れないということを配慮して作っていると思ってます。
ゆえに、
自分であれやこれやと混ぜて作ると、ホントに水が汚れるんですよね。。
でも、
思い切って餌はあげたい!

しかし、
水が汚れるのは不安。。

そこで、

このような水槽を用意しました。
これで、水換えもかなり楽になりました。
順を追ってご説明いたします。
1.まず、容器はなるべく大きいものを使う。
2.底に溜まった汚れを簡単に取れるようにしたい。
3.常に水はきれいにしておきたい。
ということで、
容器は、120リットルのジャンボタライを使用しました。
幹之は、色揚げは 基本関係ないので 容器は黒っぽくなくても良いと判断。
さらに、この容器。

底に水抜きの栓がついてますので、
水を抜く際は、ここを開けます。
これが なかなか便利でして、
意外に早く水を抜くことができます。
(イメージは、お風呂の栓を抜いた時の あの勢い。)
しかも、底に溜まったゴミも どんどん排出されます。
オーバーフロー方式では、
水面の油膜しか流れていかないので
この底に溜まった汚れが取れるのは良いです。

あとは、かけ流しで 足し水するだけ。

水を抜くのに、ほんの数十秒作業するだけで
あとは、ほっとくだけという、
まさにズボラなこの水槽。
こんなことで、
マトモなメダカができるのか。。
とりあえず、
ヒカリ物の育種は夏が勝負だと思ってますので
この水槽、もっと増やす予定です。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

餌・環境 で 幹之のヒカリは伸びるのか。

2012/7/24

滋賀県野洲市の メダカ屋 めだか藁屋の わらお です
おはようございます
半分程度の水槽ですが、
ようやく 地下水かけ流し設備が完成しました。

地下水は 非常に冷たいので、配管が結露しています。
さて、
タイトルにありますように、
当店では、より良い 幹之メダカ を作るために
いろいろと試行錯誤しているところです。
種親は、バカポンさんのところからやってきたメダカです。

餌は、自家製のミジンコと、これまた自家製の配合餌を使用。

この暑いさなか、ヒーターまで投入。。
特製餌は、水が汚れやすいので、投げ込みフィルターも設置。
実験の結果が現れるのは、2ヶ月以上かかりそうですね。。
これからは、マニアのかたにも喜んでいただけるような
メダカも積極的に販売していけるようにシフトアップしていきます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

ミジンコ採集ツアーに行ってきました。

2012/7/22



私だ!


久しぶりだな。
最近、近所のかたもご来店されるようになったので
この格好も 柄にもなく はずかしい思うようになってしまった。

私が めだか藁屋団 団長の わらお だ!

(実際会ってみると、イメージと違う!とよく言われる。)
本日は、
「ミジンコ採集ツアー」に行ってきたぞ。
結果は・・・
増やす分程度は採集出来たので、
まあ良しとしようか。
あ!!!

本日ご参加いただいたかたに、
発酵鶏糞と、当店自家繁殖のミジンコをお渡しするのを
忘れてしまった!!!
すいません。
次回ご来店の際にお渡しいたしますので
また忘れていたら「忘れてるぞー」と言ってください。。

井戸水を貯えておくはずだった、500リットルのこのタンク。
これを使ってミジンコを増やすことにしました。
すでに、中にはミジンコが爆殖しています。
そして、
ついに明日から「全長30メートル ビオトープ」の製作に着手します。
え!?
夏休みまでにやるって言ってたのに、もう夏休みじゃん?
って?
すいません。
ぼちぼち作りますので、
どうぞ温かく見守ってやってください。
最終目的が「30メートル」であって、
とりあえずは、
1メートルずつ掘っていきますので、
「なんだ、この水たまりは? え?ビオ?? 笑わせるな!!!」
などど言わないようにお願いいたします。
まぁ、
当初作ろうと思っていた「養殖池」も、
めだかの館の大場さんが当店にいらっしゃった際に
やめておいたほうが良い
と、アドバイスをいただいたので
ほったらかしになっているのもあり、
そのぶんの労力を、
こっち(ビオ)に注ぎ込みます。
養殖池を作ろうと思っていた場所(第2養殖場)には
ジャンボタライを これでもか!と、しこたま並べる予定です。
ほんとは、今月中にはその辺を終わらせてしまいたいんですが、
まあ、なかなか思うように進みませんねー。。
「穴掘りは得意なので、意外に早いかも。」というウワサも。
がんばります。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

幹之 強光 下サムライ。

2012/7/21

滋賀県野洲市のメダカ屋 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日もご来店いただき誠にありがとうございました。
今日から夏休みということで、
子供たちが メダカすくい を しに来てくれました。
私のほうはというと、
お客様からのご要望もあり、
本格的にミジンコの繁殖をする準備にかかっておりました。
さて、
タイトルの「幹之 強光 下サムライ」ですが、
お客様より 本日 寄贈いただきました。

まずは、上見から。
きれいに光ものびてます。
ここまでの個体はよくありますが。。

続きまして、横見。
尻ひれが サムライ(刀のような形状)になってます。

わかりにくい写真ですみません。

この写真のほうが分かりやすいかな?

このメダカで、
「上下サムライ」を狙うのも面白いですね。
貴重な個体を寄贈いただきありがとうございました。
このメダカの動画は「およぐ藁屋(YouTube)」でご覧いただけます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

黄透明鱗。実は・・・。

2012/7/20

滋賀県野洲市の 観賞用メダカのプロショップ めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
今日は、雷雨と大雨に みまわれ
屋外養殖場も水びだし。。
あ、ハウスの入り口付近も
水たまりができちゃいました。
本日は、選別のついでに
「黄透明鱗」をパシャリ。

良く見ると、ダルマもいますね。

ほらね。
でも、ホホが透けてないのも多いです。

ざくっと すくっただけですので
たまたま黄透明鱗ばっかり入りましたが、
実はこの系統、
「ピュアブラック透明鱗×黄透明鱗」のF2なんです。

黒容器の上見です。

ほとんど黄透明鱗ばっかりでしたが。。
というより、数ある系統のうち この系統は
黄色が強い系統なので、黄色が出るのはあたりまえか。。
他の系統では、違う色も出てますので、
またご紹介したいと思います。
このまま黄透明鱗を作っても意味がないので
この個体たちをある程度 残しつつ、変わり種 狙いで育種を続けます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。