対処法、暑さでメダカが死にかけた場合。

滋賀県野洲市の メダカ屋 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日も暑い中、ご来店くださり誠にありがとうございました。

暑さ対策に 100均スダレを購入。
とりあえず20本買ってきましたが、やっぱり まだ足りませんでした。
しばらくは、店員さんから「スダレのひと」と呼ばれるでしょうね・・
120リットルのタライでさえ、かなり高温になります。
皆様も昇温対策をしっかりしてくださいね。
特に、小さくて黒い容器は要注意です。
昼過ぎに大丈夫でも、太陽の当たる角度で数十分後には急激に水温上昇、
いつの間にか死んだように浮いている場合も。
経験上、高温に弱い個体から呼吸が速くなり
まっすぐな姿勢が出来なくなって浮いてしまいます。
温度に対する抵抗力には個体差があるようです。
もしも、そのような状況になった場合は
あせらず、新水をかけ流しするなどし、水温を下げてください。
当店で試して リカバーできた事例を書いておきます。
あくまでも、参考程度に一読ください。
1.熱くなった水を、半分程度抜き取ります。
2.新しく、適温(できればなるべく冷たい水、10度程度が良いです。)の水を
  かけ流しします。
  このとき、水は点滴のように出すのではなく、
  チョロチョロと途切れなく水が出る程度の量を出してください。
  (一気に冷たい水をいれると、おそらくショック状態になるので注意。)
3.弱った個体は動かさず、そのままの容器でしばらく様子をみます。
と、いう具合で何とか回復すると思います。
ようやく梅雨が明けたのに、
突然死してしまったというお話も聞きます。
水温が一気に上がると、
バクテリアのバランスが崩れてしまうような気がします。(あくまでも、私の仮説です。)
そこで一気に水質が急変。
全滅に至るケースが、私にもありました。
これは、昨年のことなのですが
ダルマメダカの採卵目的のために、冬場に熱帯魚用のヒーターを作動させたのですが
緩やかに水温を上げたつもりが、
次の日には、水槽まるごと全滅していました。
水温5℃→水温28℃まで上げたのですが、
(もちろん、数日に分けて徐々に上げていきました。)
28℃まで上げた日の翌日、全滅しました。
底には土を入れていました、
おそらく、その土に溜まっていた有機物が腐敗して
バクテリアが分解しきれなかったように思います。
水温が上がるこの時期、少なからず同様の事態がおこる可能性はあります。
皆様も気を付けましょう。
慣れたひとほど、メダカの水換えは足し水のみで
ほとんど換えないというかたも多いと思います。
私もそうでした。
しかし、かけ流し設備を使い
ほとんど毎日水を換えている水槽群もあるのですが(例のヒカリモノ水槽
すこぶる元気です。
さらに、やせ細りぎみだった個体も、回復の兆しがでてきました。
水を換える量さえ、しっかりと感覚で分かっていれば、
頻繁に換えるほうがメダカも生き生きしているような気もします。
(水がきれいなので そういう気分になってるだけかもしれませんが。)
いずれにしましても、
飼育されるかたの 環境・スタイル に合わせて
マメに換えるか・足し水か どちらを選択されても
ある程度は、メダカはそれに順応してくれるはずです。
・・・と、おもいます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

LINEで送る

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

現在、コメントフォームは閉鎖中です。