ところで、ビオトープ作りはどうなったのさ?

滋賀県野洲市で、この夏も でっかく営業中の メダカ専門店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日は、ビオトープ建設の修行のため
諸先輩方と一緒に 野外研修(ガサガサ)に行ってまいりました。
何度川に入っても
こんな感じのビオトープを再現してみたい!
と思うばかり。
ビオトープを作るにあたり いろいろと調べてみると、
当初テキトーになんとかなるだろうと思ってたことが
とんでもなく間違ってたりして、
自然の再現はホントに難しいと再確認いたしました。
初めは、
1.適当に穴を掘って
2.防水して
3.たまに井戸水でも 流しゃあ イイか
ってな具合で考えてました。
が、
やっぱりそれは甘かった。
この程度のやり方では、
数ヵ月後には アオコまみれのドブ川状態になると。
そんな汚いとこ誰が入る?
入りたないわなぁ~
ってわけで、
再度、ビオ作りの工程を検証。
一番の重要ポイントは
濾過
だということ。
メダカ飼育をしてるほとんどのかたは
濾過装置とは無縁の環境だと思います。
今回計画しているビオは、水量もデカイので
荒木田土でもブチ込んで水生植物でも
植えときゃいいだろー
ってな程度で思ってました。
ところが、
水を出来るだけ綺麗な状態(ここではクリアという意)に
しておくためには、
濾過装置は必須だと。
しかも、その濾過装置、
値段見たけど最低7~10万くらいする。。
しかも、うちは でかいビオを計画してるので
このタイプでは、パワー不足かも。
では、なぜ濾過装置がいるのか?
自然の河川は、大地が物理濾過の役割を果たしていて、
降り注ぐ雨は、山から流れてくる過程で
不純物をこし取られ、逆に豊富なミネラル分を含んで
河川へと流れ込みます。
この段階で、物理濾過が完了しているのです。
かたや、
人工ビオトープは、当然雨水はそのまま入ってきます。
これでは、生体へ悪影響を与える要素も少なからずあるでしょう。
ゴミとか、雨で流れてきて いっはい入ってきそうやん?
続いて、生物濾過。
これについては、
荒木田土を底土に使うつもりでしたが
実はこれ、
大きな間違いなんですってさ
田んぼの稲くらいの密度で植物が植えてあれば
栄養分が十分に吸収されるそうな。
さらに、稲が高密度に植えこんであることで、
余分な日光が入りこまないため、
アオコなどの発生もないらしい。
だから、田んぼの水は澄んでいるらしいです
荒木田土は、富栄養すぎるため
バランスが難しいので
底土は、砂利や小石が良いとのこと。
ってことで、
防水関係、砂利、濾過装置など
その他もろもろで、
数十万円の出費が。。
とりあえず、
お金のかからないところから
少しずつ初めていきます。
穴掘るだけならタダだしね~(笑)

写真、使いまわしですいませんが、
この川も、底土はどちらかというと砂利に近いものでした。
隅の方は、泥でしたけど。
なんか大がかりな話になってきましたが、
作りたいもんは作りたい!
ってことで、
マイペースでがんばります。

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2件のコメント

  1. へぇ~、そんなに難しくお金のかかるものなんですか~
    じゃぁうちはその点は恵まれてたんですねぇ・・・
    元々、家の側溝入れるはずのところにアカハラやサワガニがいたので
    側溝工事しないままになってたとこなんで、すごくしょぼいですがw
    わらお流ビオトープ、ゆっくりでもいいんで作って欲しいです!
    けど、実際、自然というのは良いこともあれば悪いこともやっぱりあります。
    うちでの悪いことを例にあげるとですねぇ
    カエルが増えたせいで蛇が増えたことと、虫がわくことですね。
    昨日は玄関ポーチにマムシが出ました(T-T)
    まぁマムシというのは特殊かもしれませんが、悪い面の検討も忘れずに!

    Comment by つぐゆ — 2012/08/15 @ 23:12

  2. >つぐゆさん
    こんばんは!
    蛇と虫は、特に注意すべきところですね。
    私が小さいころは、喜んで捕まえてましたが。。
    あ、マムシは怖かったですけど^^;
    丁度、今おっしゃった問題は、
    T先生に懸念の言葉をいただいていましたが、
    やはりそうなんですねー。
    蛇と虫対策を考えた、設計は
    頭の中には出来てます。
    けど、こっからが長いんですよね(笑)
    実行に移すまでが(笑)
    ボチボチ作りますので見守っていてください^^

    Comment by わらお — 2012/08/18 @ 19:31

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