高水温でメダカのヒカリは伸びるか。

滋賀県野洲市の改良メダカ専門店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
本日は、梅雨の中休みとも言える暑い一日でした。
セミの声も聞こえてきて、
夏もすぐそこまで来ているといった感じです。
さて、本日は
高水温でメダカのヒカリは伸びるのか
当店では、これについて現在検証を行っております。
あくまでも、途中経過ですが
ご報告させていただきます。
今回実験に使用したメダカは
体内体外光です。
ごく一般的な個体で、
当店が採卵し、全て5月始め頃に産まれた個体です。
稚魚~幼魚までを、屋外で育種し
体長1.5cm程度まで育ったところ、
無作為に5尾選んで、ハウス内に移動。
2週間程度経過した写真がこちら。

左のプランターの個体が、ハウス内に入れてから2週間ほど経った個体。
右のプランターが、ハウス内に入れたてホヤホヤの個体。
大きさが違うの分かります?
分かりにくいので、別の容器に入れてみました。

大きい個体(上と下の2尾)が、ハウス内育種個体。
あとの2尾、小さいのがハウス外(屋外)育種個体です。
大きさの違いは歴然ですね。
ほぼ同じ日に孵化していましたし、
ハウス内に入れる前は、大きさもほぼ同じでした。

ヒカリの伸び方にも注目してください。
ハウス内で2週間育種しただけで、大きい個体は
ヒカリが背中の真ん中あたりまで伸びてきています。

現段階では、
「高水温では成長が早い」という事実は確認できましたが、
高水温でヒカリが伸びるかどうかについてはしばらく様子を見る必要があります
この個体の兄弟を 一定の数、屋外飼育でさらに大きくしてみて
ハウス内育種の個体と比べて どれだけヒカリの伸びに差がでるかを検証する必要があるからです。
ちなみに、ハウス内の水温は
18~32℃程度です。
高水温ですと産卵もストップするらしいので、
当店では、一番暑い場所には親水槽を置かず、
代わりに孵化・育種水槽を並べています。
このメダカの成長については、引き続きブログでもご報告させていただきます。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

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