新水かけ流し設備の落とし穴。

滋賀県野洲市の改良メダカ専門店 めだか藁屋の わらお です
こんばんは!
えー
昨日に引き続きまして、
ハウス内に「新水かけ流し設備」を設置していたわけですが、

心配されていた水圧も
なんとか問題ないようで
水の排出量は良好でした。
が、
設置当初より懸念されていた
一番の問題。
そう、
水の温度が上がりすぎる」ことが予想されていたわけなんですけれども
案の定、水温はスゴイことになっていました。。

既設の配管(VP-25)に、
1方コックを取り付けて、水を出してみると。。

水が、身体にかかったんですが。
ッツぁ!!!!
あづ!!!あづーーーーー!!!!
って思わず言ってしまうほどの
ほぼ熱湯です
体感温度で言うと、
熱すぎて入れないほどのお風呂の湯
くらいでしょうか。
ハウスの最上部、
最も熱が こもる場所に取り付けられた配管。
配管は、晴れた日には素手で触れないほどの熱さです。
これを考慮して、
冷たい新水を流す前に
配管内の温まった水を全て出せるように
ドレン部分を設けていました。
が、配管には微妙に高低差があり
完全には抜けきらないようです。
対処法としては、
ドレン部より完全に水を抜いてから、
さらに個々のコックより 冷たい水が出てくるまで
水を出し切ってやる必要があります。
水量のある大きな水槽でも、
メダカにとって致命傷になるほどの水温ですので
これはキッチリやらないといけません。
また、その他の対処法としては
配管部分に直射日光が当たらないように
遮光を施すのも良いと思います。
そして、
配管内の温水を出し切ると。。

たっ!わっ!!!
ひょえーーーーーー!!!!!
冷たすぎ
背中の後ろから
冷たい地下水が大量に入ってきて
パンツまで濡れました
。。
さらに問題点が。。
勢いよく出していると 水は冷たいですが、

水温合わせのために
まるで 歯切れの悪い年配ふうの チョロリとした出し方をしていると
その間に配管に溜まっていた水が温まってきてしまうのです。
そう、
勢いを付けて出さないと
その間に水が温水へと変わってしまう
のです

これも想定外。
そして、
給水元から遠いほうが
早く温水に代わってしまうという難儀な事態も。。
さらに付け加えると、
一旦かけ流しを止めてしまうと
水が温水に変わるので、出しっぱなしにしておく必要がある
わけですよ。
まぁ、地下水なので
水道料金はかからないんですが、
ポンプは電気で動いてますんでね。。
と、しばらくかけ流しをしていて気がついたんですが、
ここで異変に気付きました。
ポンプが作動してない

そうなんです。
地下水をくみ上げているポンプが動いてないんです。
水は出ています。
ポンプの力が無くても、惰性で水が流れているのです
これまた想定外でしたが、なんとも嬉しい誤算でした。
地下水出しっぱなしでも、
水道代も電気代もかからない
というエコさ加減。
これはいい。
建設予定の30メートルビオにも使えるぞ、これは。
というわけで、
オーバーフローした水は、ビオに流れるようにして
地下水は出しっぱなしで常に水を流動させることが
可能になります。
これで、水換えの手間がかなり軽減されますので
選別、その他の業務に時間を割くことができます。
本格稼働まではまだ時間がかかりますが
なるべく早く完成させる予定です。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

LINEで送る

2件のコメント

  1. やってるね~
    僕ちゃんも横着を企んでるがや~
    今設計中の水換え無用だメダカ展示装置
    これイケルカモね!

    Comment by バカポン — 2012/07/10 @ 21:59

  2. >バカポンさん
    こんばんは!
    なかなか思うようにいかないので
    苦戦してます^^;
    そこでいろいろ考えるのがまた楽しいんですがね^^
    「水換え無用だメダカ展示装置」
    完成しましたら是非見にいきたいです!

    Comment by わらお — 2012/07/11 @ 21:49

この投稿へのコメントの RSS フィード。

現在、コメントフォームは閉鎖中です。