日中と夜間の水温差。

メダカ飼育楽しんでますか

 

滋賀県のメダカ販売店 めだか藁屋(メダカわらや)の わらお です

こんばんは!

 

時刻は深夜4時を少し過ぎたところですけれども、

あれだけ暖かかった日々から一転

部屋にいても暖房がほしくなるほどの寒い夜明け前となっております。

例年の気温変化を見ていますと、ここ滋賀県南部では

4月いっぱいまで最低気温10℃以下の日があり、

5月に入ると最低気温は10℃以上で安定、

6月には16℃以上はキープしていますね。

 

メダカ関連の話でいくと、この最低気温10℃というのが

キーになっているように感じます。

ホテイアオイが屋外でも枯れない(葉が茶色く変色しない)最低条件が

10℃程度と言われていますし、

日中の気温が25℃以上あれば、深夜~早朝に

気温が10℃程度まで下がっても正常に孵化・成長しております。

 

メダカの孵化については積算温度というものがあるのは

皆様ご承知のところですが(孵化までにかかる日数×水温(常識の範囲)=250℃)

仮に上記の気温を この計算式にあてはめますと、

 

日中の水温を25℃、6時間と仮定して

夕刻~夜間~早朝の水温を、それぞれ

水温20℃(夕刻。6時間)、

水温15℃(夜間。6時間)、

水温10℃(早朝。6時間)とすると

孵化までにかかる日数は

(25℃×0.25)+(20℃×0.25)+(15℃×0.25)+(10℃×0.25)=17.5℃(一日の平均温度)

250℃(孵化までの積算温度)÷17.5℃(一日の平均温度)=14.28日(孵化までの日数)

 

というわけで、

孵化までは約14日間という計算になります。

つまり孵化まで2週間という計算になりますね。

当然、孵化までの日数が長くなれば長くなるほど

孵化率は下がるわけですが

二週間程度であれば、問題なく孵化するようです。

と言いますのも、

 

水温18℃で固定、約二週間で問題なく孵化を確認しています。

(250℃=18℃×13.8888889日)

まぁ、水温25℃以上(孵化までの日数 約10日)がベターではあるでしょうけれど。。

 

ついでに、申し上げますと

冬期、ヒーターなどを使用して孵化させているかたも多いと思いますが

ほとんどのかたが、水温は一定の温度で固定されているかたが多いと思います。

ところが、自然界では真夏であっても

深夜~早朝は当然水温も下がるわけでして

この「日中と夜間の水温差」がメダカの改良・生育にどのように作用するのかを

実験してみるのも面白いと思います。

 

 

本日 2013年4月21日()は、勝手ながら臨時休業とさせていただきます

 

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